学校や会社でもいろいろな人がいます。
似たような環境で生きてきているにもかかわらず、自分と全く違う考え方や行動をする人にビックリしてしまったことはありませんか?
実は、周りのひとからの期待や 自分自身への期待にどのような態度をとるのかで、分類することができるのです。
あなた自身や 周りのひとを分類してみましょう。
意外な発見があるかもしれませんよ♪
4つの傾向
驚くべきことにほとんどの人を、次の4つの傾向のうちのどれかにぴったりと当てはめることができます。
出生順位、親の教育、宗教上による考え方、生活環境などで変わるものではありません。
生まれつきそういう性質なのです。
だから、この性質を直そうとして頑張っても「無駄な努力」なのです。
アップホルダー (約束を守る人) |
「他人との約束」「自分との約束」を絶対に守るタイプ |
クエスチョナー (疑問を持つ人) |
「約束」というものに疑問を持つ。 「自分自身が納得した約束」以外は守れないタイプ |
オブライジャー (義務を果たす人) |
「他人との約束」は守れるが、「自分との約束」は守れないタイプ |
レブル (抵抗する人) |
「約束」というものに猛反発。「約束」を守れないタイプ |
傾向を理解し「得意なこと」を引き出そう
傾向さえわかれば、相手に寛容になれます。
相手の行動が、あなたに対して 悪意があるわけじゃないのだと 理解できるからです。
また、傾向を知っていることで 相手を思い通りに 動かすことができます。
話が通じなかったり、反発されたりなどの リスクを回避することもできるのです。
では、それぞれの傾向を 具体的に見てみましょう。
アップホルダー (約束を守る人) |
あなたが言う前に、すでに替えてくれている。 |
クエスチョナー (疑問を持つ人) |
その電球の交換が 必要な理由を説明し納得させましょう。 |
オブライジャー (義務を果たす人) |
「替えてくれ」と言うだけで済む。 |
レブル (抵抗する人) |
あなたが替えるしかない。このタイプは、期待するだけムダ。 |
ヒトの性質は4パターンに分けられる まとめ
百人百様であるものの、人は4つのパターンに分けることができます。
この傾向を理解することで、相手の傾向に適した伝え方をする必要が出てきます。
言い方を微妙に変えたり、短い会話を交わしたり、手順に小さな変化を加えるだけで、相手の行動を思い通りに 操ることができるのです。
社会に属する以上、どうしても他人とは関わらざるをえません。
「自分の望むことを、誰かにさせるためにはどうすれば良いか?」という問題がつきまとうことでしょう。
4つの傾向に分けて対応することが、この問題をラクに解決する方法なのです。
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