4月3日のスポニチで、藤波選手に続きとうとう4人目となる新型コロナの感染者の可能性が出てきたと報じられた。
阪神は2日、小幡竜平内野手(19)が新型コロナウイルス感染を調べるPCR検査を受けたと発表した。https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2020/04/03/kiji/20200402s00001000397000c.html
球団広報によると、小幡選手が4月1日に37度2分の発熱し、2日には倦怠感も訴えたという。
ただし藤波選手らのような、味覚や嗅覚に異常が出ておらず咳もでていないとのこと。
阪神寮での感染なのか?
クラスター化するリスクがあることから、検査の結果が出るまで小幡選手は寮の自室で隔離されているそうだ。
球団広報によると「食事は今日以降はすべて、全員、自部屋での食事に切り替えます。風呂ももっと細かく時間を分けて対応しています」とのことだ。
球団広報は「あの場に小幡は行っていない」と否定していることから寮で感染してしまったと思われる。
3選手の感染確認が判明するまで多くの若手選手が食堂、風呂場など共用スペースで一緒に過ごしていたことから彼らから感染してしまった可能性が高い。
認識の甘さによる感染
藤浪晋太郎投手と伊藤隼太外野手、長坂拳弥捕手ら阪神の選手と会食していた若い女性3人の新型コロナウイルス感染が判明した。
3月14日に知人宅で行われたホームパーティーに7選手が参加していた事実が明らかになっており批判を浴びていた。
社会的にも影響力のあるプロ野球選手が密閉された室内で多くの人数を集めて、密接な行為に及んだのではないかと疑念を持たれても仕方がないようなパーティだったと報じられている。
自粛モードのこの時期に、そのような軽率な行為をしてしまったのだ。
感染してしまった3人は不運だったと思うが、感染リスクのある場に参加してしまい非のない他の選手にまで害が及ぶ事態となった。
阪神球団側にも責任がある
他の球団は、外出禁止などの自粛令を出していた。
しかしながら、阪神はつい最近まで基本的に選手任せにしてしまっていたことが問題視されている。
阪神に対して感染した3選手のほかに、会合に参加していたとされる7選手のうち4名の実名公開もしくは情報共有を強く要望する声も強く出ているそうだ。
しかし、阪神側はプライバシーを守るために4選手の実名の伏せたままにしている。
SNSでは、『その会合には未成年女性が参加していた』というような憶測まで飛び交っている。
真偽はともかく、これ以上醜態をさらすわけにもいかないのではないのだろうかと思う。
プロ野球選手は立派な社会人
プロ野球選手も、未成年でもプロという厳しい世界で切磋琢磨している。
私たちには想像ができないストレスもたくさんあると思う。
しかしながら、子どもたちにとっても野球選手はあこがれの目標なのだ。
だからこそ、自粛ムードの時期にバカ騒ぎをしてはならないと思う。
「自分は大丈夫、自分には関係ない」ではなく、自分の軽率な行動のせいで周りの仲間を危険にさらすかもしれないのだと再度認識して欲しい。
■小幡竜平内野手(19)
ポジション 内野手
投打 右投左打
身長/体重 184cm/74kg
生年月日 2000年9月21日
経歴 延岡学園高
ドラフト 2018年ドラフト2位